円安②

2022年10月29日 10:25
カテゴリ: 高木

さて前回の続きです。
円安がどうなるのか?どうこの状況を乗り越えたらいいのか?
先に断っておきますが、僕は経済学者ではありません😅
経済にちょっと興味がある1人の社会の先生の立場から、これぐらいの事は考えておいた方がいいかなぁということをお伝えします。

まず現状の円安の簡単な説明をします。
今アメリカは好景気→インフレ(MAX9.1%😇)→過熱を抑えるために、金利をグイグイ上げています。
その一方で、経済が停滞気味な日本は低金利を維持しています。
世界中のどこの国の人(銀行)も高金利でお金を預けておきたいので、お金は金利が低い国から高い国へと流れます。(違ってたらすみません🙇)

皆さんは金利0.001%のN銀行と金利4.5%のA銀行があったらどちらにお金を預けたいですか?
それはA銀行ですよね?そのA銀行が今アメリカという国だと考えるとわかりやすいかと思います。

アメリカが不景気になって金利を下げれば多少円高に戻しそうではありますが、少子高齢社会の日本が好景気で金利がどんどん上がっていく…みたいな事はしばらくないのではないでしょうか?

では、今後も暫く円安の流れが変わらないと考えると対応策としてどんなことが考えられるでしょうか?

その1 国内に引きこもって、made in Japanな物だけで生活する😎
ちょっと寂しい&日本の産業構造をガラッと変えるのは難しい気が…但し、小麦より米を食べるとかの節約はできるかもしれませんね。(パン派の人にとっては厳しい時代が来るかも?)

その2 出稼ぎ✈️

これは現状を受け入れるとベスト解答な気がしています。現にニュースで、寿司職人の方が日本で300万円ぐらいの年収だったのがアメリカで8000万円稼げるようになったとか、オーストラリアにワーホリに行って農業のお手伝いをしたら月収80万円もいきなりもらえたなど円安&インフレを味方に付けて海外で稼ぐ日本人の記事をちらほら見かけます。若い人には是非挑戦してもらいたいです。若いうちに世界に視点を向けてグローバルな考え方を身に付けれるとすごく柔軟な考え方ができそうな気がします。いつでもポジティブになれそう😊

その3 米株投資

最近流行り出してますね。これは外貨を持つ&インフレ対策という意味でリスク分散になると思います。しかもアメリカの成長に乗っかることもできる。人口減が確実な日本に住みながら、確実に人口が増え続けているアメリカに投資するのは個人的にはアリだと思います。ただ投資なんて怖いよという日本人の方は多いはず。そんな人は厚切りジェイソンさんの書籍を読んで、余裕のある資金で少しだけ挑戦してみるといいのでは?

その4 インバウンドや輸出関連

円安は日本で普通に生活している大半の人にとっては辛い事の方が多いです。
しかし、海外から日本に旅行する人は確実に増えるはずなので彼らを相手にする人にとってはチャンス到来です。欧米からは既にコロナ前の状況に近い旅行客が来ています。しかし、中国からはまだあまり来ていません。中国のコロナが収まれば、相当の数の方が日本を訪れるのではないでしょうか?(爆買いお願いします)こういう外国人観光客に関わるビジネスは今後の未来が明るいのではないでしょうか?
また、円安は輸出企業にとっては価格競争において有利に働きます。(原材料の多くを輸入に頼る場合はそうとも限りませんが…) 日本の食材や伝統工芸品などをもっともっと世界に売るチャンスが今まさにやってきているのではないでしょうか?もっと世界に飛騨牛や鮎や包丁や柿や山菜などをアピールできるのではないかと思います(頑張れ岐阜県😊)ネット通販をフルに活用して世界中に日本の物を売る時です。去年より30%も儲かりますよ(為替の単純計算だと😎)

他にもいっぱい書きたい事はありますが、今回はとりあえず以上のことを学生の皆さんに知っておいてほしくて書きました。大事な共通点に気が付きましたか?

やっぱり英語大事なのよ!(ただこれが言いたかった😎)
あと、世界を知るには社会も大事なのよ!(今日から頑張りましょう!)

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